おはようございます、松井隆生です。
2020年7月16日は忘れられない日となりそうです。そう、藤井聡太棋聖の誕生であり最年少タイトル獲得が30年ぶりに更新されました。
今は三段リーグで年に4人（規定により1名か2名増えることも）しか四段プロデビューできないため高校生プロ棋士誕生も大変であります。30年前の棋聖戦は前期と後期があり半年に一回挑戦権があるという点でも今とは異なります。条件的には大変厳しくなっている中での取得は大変素晴らしいことであり、昨日は終盤戦から中継とAbema TVを何回も見ていました。
藤井聡太さんも大変素晴らしい方でありますが、私は師匠の杉本八段の言葉にも大変感銘を受けました。「これからも将棋が指せる幸せと、全ての人への感謝は忘れずに。」師匠だからこのぐらいは当たり前と思われる方もいるかもしれませんが、将棋は相手がいないと対局できません。相手を思いやる気持ち、好きな将棋に没頭できる幸せを噛みしめながら今後も成長して欲しい気持ちもあるのかなと思います。教室の皆さんにもこの想いを伝えていけたら嬉しいなと感じました。